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沖縄遠征 2日目 神村酒造

沖縄遠征2日目、午後は神村酒造さんに向かいました。
神村酒造に着くと中里専務がお出迎え。丁度お昼時だったのでまずは食事に行くことに。
中里専務オススメのアグー豚料理のお店(店名忘れました・・・)に案内していただきました。

アグー豚の生姜焼き定食

私が注文したのはアグー豚の生姜焼き定食。
肉そのものが濃厚な味わいで非常に美味しいのです。
具にゴーヤが入っているのが沖縄らしいですね。


食事が終わっていよいよお蔵の中を案内していただけることになりました。

神村酒造01

入り口を入ると貯蔵タンクや甕、熟成用の木樽が並んでいます。

神村酒造02

神村酒造03

神村酒造04

泡盛で木樽?と思われるかもしれませんが、ここ神村酒造ではタンクや甕による伝統的な泡盛だけでなく、木樽による熟成という新たな泡盛を造られているのです。
現在では他のお蔵さんでも木樽貯蔵をみるようになりましたが、初めて木樽熟成の泡盛に挑戦したのが神村酒造さんとのことでした。

最初に案内されたのが麹室。
ここで蒸した米に種麹を植えつけ麹を育てます。

神村酒造05

麹室に入る前に、中里専務が泡盛造りについて簡単に説明してくださいました。

泡盛造りには腐敗を防いでくれるアミノ酸を大量に生み出す黒麹菌を使うこと。
泡盛造りにタイ米を使うのは、泡盛のルーツがタイにあると考えられており、伝統的にタイ米を使うこと。
それだけではなく、米に含まれる水分が国産米よりタイ米のほうが少なく腐敗しにくいということ。
タイ米の成分が、経験的に古酒の味わいを出すのに適しているということ。

すでに知っていたことも、全く知らなかったことも中里専務はすごく丁寧に教えてくださいました。

説明が終わった後は麹室の中へ。
麹を乗せる台の下は空洞になっており、ここに風を送り込むことによって麹の温度を一定に保つそうです。

ちなみに、これが黒麹菌。

神村酒造06

名前の通り真っ黒です。
この黒麹菌が麹室の壁にも繁殖していました。

神村酒造07

中里専務曰く、「一般の方には単に薄汚いだけに見えるかもしれないが、これは蔵の守り神であり、我々の財産」だそうです。
壁に繁殖した黒麹菌が他の雑菌を駆逐してくれるのだそうです。

麹室を出ると次は2階へ。
そこには蒸米機がありました。

神村酒造08

この蒸米をちょっと食べさせていただきましたが、食べるには固いです。
しかし、蒸しきれていないわけではなく、泡盛造りではこれがベストの状態とか。

蒸米機の次は麹を醗酵させたモロミのタンク。
上が程よく醗酵したモロミ。
下が空のタンクです。

神村酒造09

神村酒造10

タンクの周りにある細い管に水を通し、温度調整するのだそうです。

ここで、このモロミの味を見せていただくことができました。
モロミを飲むなんてまずないですからね。ちょっと感動。
飲んでみたところ、香りは甘いのに凄い酸味です。
ベルギー・ブリュッセルの自然発酵ビール「ランビック」みたいな感じですかね。
酸味はアミノ酸によるものでしょう。この酸が余計な細菌を倒し、腐敗を防ぐのだと思います。

一通り味見が終わったところで、中里専務が残ったモロミをタンクに戻しました。
そのとき、ある人が「それ戻しちゃっていいんですか?」と質問し、私もそう思ったのですが、
中里専務によれば「人間の唾液くらいではなんともならないですよ。重い病気に罹っているとかだとちょっと分かりませんが。まぁ、インフルエンザウイルスくらいなら軽くやっつけると思います」とのこと。
黒麹菌恐るべし・・・。

モロミを見た後は再び1階へ戻り、蒸留機を見せていただきました。

神村酒造11

ここでは、蒸留直後の初垂れ(ハツダレ、ハナタレ)、中間の中垂れ(ナカダレ)、最後の末垂れ(スエダレ)の3つの原酒のテイスティングをすることができました。
初垂れは鮮烈で華々しい感じ。アルコール度数が強く、セメダイン臭のようなエステル香を感じます。
中垂れになるとエステル香は消え、代わりにオイリーで野生的な力強い味わいになってきます。
末垂れはアルコール度十数パーセント。中垂れよりさらにオイリーな雑味成分を感じます。
私は末垂れという部分は単に捨てるだけの不要物と思っていたのですが、実はこの末垂れにこそ、長期熟成により甘く素晴らしい香りとなる成分が多量に含まれているということでした。
全く知らなかった・・・。

そして最後に濾過機の説明を受けます。

神村酒造12

よく「無濾過」というのを売りにしている酒がありますが、実は保安濾過は必ず実施しなければならないと決められているようで、真の意味での「無濾過」はないとのこと。
しかし、保安のための簡易濾過の場合は味わいには影響しないため、「無濾過」としているみたいです。

最後に、中里専務による酒(泡盛)に関する雑学を教えていただきました。
大変興味深かったのですが、最も面白かったものを1つ。

酒のボトルを買うとその瓶には規定量封入されているはずですが、よくよくみると微妙に差がある場合があります。
実はこれ、瓶詰めの時期に由来するもの。
夏は液体が膨張し、逆に冬は収縮するため、同じ量をつめたつもりでも、収縮している分だけ冬のほうがたくさん入っていることになるのです。
というわけで買うなら冬に瓶詰めされたもののほうがお得ということに。


これで一通り見学は終了。
この後、蔵内にあるショップで、各自お買い物。
私は守禮原酒(51度)の2合瓶を購入しました。

守禮原酒_51度

中里専務に「これは冷凍庫でキンキンに冷やして飲んでみてください」とオススメの飲み方を教えていただいたので、冷凍庫で凍らせて飲んでみました。
51度どいう強力なアルコール度数ながら、トロトロになった液体は甘味が強く出ておりとても美味しいです!


お蔵を出た後は、一時3チームに分かれて行動することに。
Aさんはビーチで海水浴、Wさんは琉球グラスの手作り体験に、そして残りの5名は食器の買い出しにいくことになりました。
ちなみに私は特に何も購入しなかったのですが、ある琉球グラスのショップで全員(5名)に1つずつお土産をいただくことができました。ラッキー!

ちなみにいただいたのはこれ↓
琉球グラス_タンブラー

早速、焼酎・泡盛用のグラスとして使わせてもらってます。


全員が揃ったころ、すでに夕食の時間になってましたので、食事に行くことに。
沖縄にしかないファーストフード店A&Wというところに行ったのですが、
「All American Foods」と書いてあるのに、ぜんざいが売ってあるのを私は見逃しませんでした。

その後、夜は当然のごとく飲み屋へ。
ステーキハウスで飲み食いした後、「からから」という泡盛バーとその上の階にあるオーセンティックバーで24時くらいまで飲んだと思います。
みなさんそれぞれのペースで飲んでいましたが、私だけ午前4時まで爆烈飲みしてました。


こうして、たった2日間ではあったものの、楽しく有意義な沖縄旅行が幕を閉じました。
(最終日の7/7は単に帰宅のみですので、これ以上ネタはありません)



おまけ。沖縄の空です。

沖縄の空01

沖縄の空02

沖縄の空03
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